新たな運河が造られるかも!!
現在、太平洋側からインド洋側に至る航路は、マレー半島の最南端シンガポールをぐるっと回り、スマトラ島に挟まれたマラッカ海峡を通るルートが一般的だ。
しかし、マラッカ海峡は細くて浅く、大型船舶にとっては難所として知られてきた。
近年は中国の経済成長により、大型タンカーや貨物船の量が急増し、座礁事故や船舶通過の順番待ちといった問題が深刻化している。
そこで中国は、アジアと中国をつなぐ新しい運河建設の計画を立てた。
場所はクラ地峡!!
なぜ中国がこのような計画を立てたかというと、現在中国が輸入する石油の8割以上はマラッカ海峡を通過するので、この運河ができれば航行時間がかなり短縮できる。
この運河の建設地はタイにあるため、タイ政府も日本や韓国、インドなど他のアジア諸国から資金を集めて前向きに運河建設を進めていきたいようだ。
この運河の建設には莫大な資金と時間が必要なので、日本も何かの形で関わっていくだろうと思います。