【自然災害の大きさが世界的に拡大している】
2017年はとんでもないペースで熱帯雨林が消失し、米環境シンクタンクの世界資源研究所のデータによれば、失われた森の面積はバングラデシュの国土面積とほぼ同じだということです。
バングラデシュ?
聞いたことあるけど、どこ?って思いますよね。
バングラデシュは日本の4割くらいの面積で、だいたい、北海道+東北くらいの大きさです。
この大きさの森が無くなったってことです。
ありえなくないですか?
そして、ブラジルのアマゾン川流域では猛烈なペースで森林の消失が進んでいて、原因の大部分は農地を広げるための人為的火災だといいます。
別の研究では、元の森林面積の20%まで壊滅が進めば、森は取り返しがつかない状況になり、そうなれば、熱帯雨林を救う取り組みは全て無駄になるようです。
あとどれくらいかは分かりませんが、森林破壊が進んでいけば、森の水循環が機能しなくなる転換点が来るようで、今アマゾンの熱帯雨林で起きている干ばつや洪水もその水循環がおかしくなってきていることが原因かもしれないです。
他にも、この20年でアマゾン南部・東部では乾期が着実に長くなっています。
人間が環境破壊して温暖化が進み、それが原因で地球上の水のバランスが崩れ、気候が変わり、災害が増える。
結局、人間が豊かな生活を望めば望むほど、自分たちの首を絞めることになるということでしょうか。
アマゾンでは森林破壊が過去50年ですでに17%に達し、あと少しで救えなくなるところまで来ています。
この小さな国、日本でも気候がおかしくなっているのを感じるし、災害の被害も大きくなっています。
この地球規模の環境変化に一人一人ができる事って何があるのかと考えさせられます。