【梅雨の時期は要注意】
日本の6月と言えば梅雨である。
湿度が高くて、体調がすぐれない人も多いと思います。
これは気象の変化で自律神経に負荷がかかり、免疫力が低下することから起こります。
そして梅雨の時期は、高温多湿を好む病原菌やウイルスが繁殖しやすいため、感染症になる可能性が高くなります。
中には死に至るケースもあり、いつも以上に体調に気を配る必要があります。
いったいどんな感染症があるのかを紹介します。
溶連菌感染症
冬に多いと思われがちだが、初夏にかけても感染リスクが高い。
2~5日間潜伏した後、発熱や倦怠感、のどの痛みなどの症状があらわれる。
子供の病気のイメージが強いが、感染力が強く大人がかかることも珍しくない。
特に人食いバクテリアと呼ばれる劇症型溶血性レンサ球菌感染症は死に至ることがあるので注意が必要です。
デング熱
デング熱は全世界で年間1億人が感染しているともいわれており、その7割がアジアに集中しているみたいだ。
日本でも2014年に代々木公園で騒ぎがありましたね。
この時期は日本でも蚊が繁殖するため、それが原因で感染するリスクが高いです。
重症化してデング出血熱になった場合は、治療が遅れると死に至ることがあるので注意が必要です。
これからアウトドアなどの屋外で遊ぶ機会も増えるので、虫よけなどの対策をしましょう。
腸管出血性大腸菌感染症
O157に代表されるこの感染症は食べ物からの感染がほとんど。
発症した場合は高熱や下痢、嘔吐といった症状がでてくる。
この時期は生ものは避けたほうがいいですね。
もしかかってしまったら、水分補給をしっかりして脱水症状にならないようにしましょう。
これらの感染所はやはり体調の悪い時、免疫力が低下したときにかかりやすいので、普段から手洗いやうがいで菌を遠ざけ、しっかりと栄養を取ってしっかり寝ることが大事です。
疲れが取れないという方はこちらの記事も参考にしてみてください。